No Pen, No Life

ボールペン改造と万年筆(素人)調整

ダイソー

ダイソー万年筆の遊び方

これまでも何度かダイソー万年筆を取り上げましたが、色々改造している他のダイソー万年筆もまとめてご紹介します。

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これまでに買ったダイソー万年筆は合計4本。全て白軸です。見た目が同じなのでマステなどを貼って区別できるようにしています。ここでは、とりあえず上から #1 〜 #4 としておきます。以下、それぞれの詳細です。


#1

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すでにご紹介済みのボールペン化したものです。

初めて買ったダイソー万年筆だったのですが、インクフローが悪くて、ドバドバ出るのと全く出ずに掠れるの繰り返しで、何とかしようとしてペン芯を痛めてしまい、万年筆としての使用は諦めボールペン化しました。その顛末は前述の通りです。

今ならペン芯を何とかインクフローの良い状態に出来ると思いますが、当時は知識もスキルもなくペン芯を痛めてしまいました。こうした失敗を繰り返して知識もスキルも上がってます。そういう意味で、108円で買える万年筆はありがたいです。失敗しても懐が痛みませんから。


#2

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これもご紹介済みのスタブ化したものです。

以前ご紹介した通り、机の上から落下してペンポイントを曲げてしまい、元に戻そうとしてペンポイントを割ってしまいました。ダイソー万年筆は落として曲げてしまったら元には戻せないようです。その際は、スタブ化が一番お手軽で使い出があろうかと思います。


#3

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これには、JINHAO の Nib が付いてます。

JINHAO の LAMY safari もどきを持っていたのですが、キャップを閉めようとしたと際に Nib の片側だけがキャップに引っ掛かってしまい、見事に曲がってしまいました。 Nib の左側が前を向き、右側が上を向いている状態になってしまいました。しばらく放っておいたのですが、どこまで戻せるかチャレンジしてみようと思い、色々やってみたところある程度戻せたのと、ちょっとした太字だったので、太字 Nib として復帰させました。Brillo Nib と違って、ペンポイントが割れることは無かったです。

元の #3 Nib は、ペンポイントが左右アンバランスだったので、左を削って細字 Nib となり、今は保管してます。


#4

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DAISO の Brillo Nib が付いていますが、この Nib は元々は #1 に付いていたものです。

では、元の #4 Nib はどうなったかというと、以前ご紹介した Concorde Nib になってます。


以上のように、最終的に使えなくなっても懐が痛むことがないので、スキルを磨くにはダイソー万年筆は最適です。また、正直言ってダイソー万年筆に当たりはないので、すなわちどれを買っても必ずハズレを引くことになるので、何らかの手を加える必要があります。そういう意味でも万年筆調整のスキルを磨くには最適のチョイスとなります。

ダイソー万年筆をコンコルドニブにしてみた

以前、ダイソー万年筆をスタブニブ化したものをご紹介しましたが、今回は別個体のダイソー万年筆をコンコルドニブ化したのでご紹介します。

最近は字を書く際は主として万年筆を使っていますが、ふとしたキッカケで呉竹の筆ペンを入手して使ってみると、これがなかなか面白い。普通の毛筆とは違い、万年筆で書くように書いても毛筆で書いたかのように書けます。「筆ペンなんだから当たり前」と思われるかもしれませんが、毛筆ではうまく字が書けません。筆圧のかけ方が、万年筆や筆ペンとは全く異なるのです。が、筆ペンは万年筆よりほんの少し筆圧を下げるだけで、万年筆とは違った味のある字が書けます。

ついでに呉竹の筆ペンのご紹介をしておくと、インクカートリッジはプラチナ互換になっているようで、プラチナのカートリッジインクを挿して使うこともできますし、なんならプラチナのコンバーターも使えます。なので、なんならブルーブラックの筆ペンにもなり得ます。もちろん、呉竹はそんなこと推奨していませんが。今現在、プラチナのカートリッジ黒を挿して使ってます。

筆ペンを使っていると自ずと思い至るのが例の「ふでDEまんねん」です。買ってしまおうかな、と思っていた矢先に net で見つけたのが、普通の万年筆を ふでDEまんねん化 あるいは コンコルド化 している方々です。これは是非やってみたいと思い、やってみました。ふでDEまんねん化 と コンコルド化 どちらがカッコいいかと言えば断然 コンコルド化 です。という次第で実行です。

こんな感じになりました。

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やり方は簡単.......では有りませんでした。小型のラジオペンチを使ってニブの先をコンコルド状態に曲げる、というところは文章にしてしまえばそれだけなのですが。

もとは 100円の万年筆ですので躊躇なく改造出来ますが、少々てこずりました。最初はペンポイント(所謂イリジウム)も残してコンコルド化する予定だったのですが、結局ペンポイントは割れてしまいました。何が難しいかと言うと、スリットの幅を理想的な状態に保ったままニブを曲げることです。ニブを曲げること自体は簡単なのですが、それに伴って曲げた部分のスリットが開いてしまいました。その開きを戻そうと力をかけると、曲げた部分のスリットは適切な幅に戻ったのですが、今度はペンポイント部分のスリットが開いてしまいました。そこでペンポイント部分だけスリットを狭くしようと力を入れたらあっさりペンポイントが割れて取れてしまいました。こうなってしまった以上、スタブ化で養った技術を駆使してペンポイント無しでコンコルド化するしか有りません。逆に、ペンポイント部がなくなってしまうとスリット幅の調整は割と楽に出来ました。後は、スタブ化した時と同様にペンポイント無しのペン先を引っかからないよう研ぐだけです。時間はかかりましたが、なんとか研ぐことができました。

完成したコンコルドニブで書いたのが、以下です。

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上側が裏(ニブの曲げた部分)で書いた字で、下側が表(ペン先)で書いた字です。線幅 6.5mm のノートに書いています。
「ふでDEまんねん」もそうだと思いますが、特に意識して書く際の角度を変えなくても、ペン先の緩急だけで十分筆で書いた感を楽しめます。「ふでDEまんねん」に対して言われている通りインクの消耗量も半端ないので、サンプルとして付いてきたけど使う機会のない黒インクカートリッジを筆で書いた感を味わいながら消費したいと思います。

ダイソー万年筆のスタブ化 Ver.2

 以前、ダイソーの万年筆をスタブ化しましたが、筆跡の線の縦横差があまりないので面白みに欠けました。そこで今回は、さらにニブ先を研磨してペンポイントを全て削り落とし、カリグラフィーペン並みの縦横差の得られるスタブニブとしました。

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 ペンポイントがなく、ステンレススチールの横長なペン先となっているのがお分かりいただけるでしょうか?

 真正面から見るとこんな感じです。平たいペン先には余計な(?)ペンポイントが付いておらず、潔くステンレススチールのみのニブとなっています。

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真裏から見ると、このように横長の平たいペン先となっているのが更に分かりやすいかと思います。

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 結果として、以前 0.7mm 程度だった縦線の線幅が 0.9mm 程度となり、より筆跡の横幅差が大きくなりました。カリグラフィーペンとして売られている万年筆のニブに近づいたかと。
 ペン先の研磨は入念に行いましたので、見てのとおり角ばった箇所はなく、滑らかなペン先に仕上がりました。書き味も、まったく引っかかりを感じず、Mニブで書いているかのような滑らかさです。

 なかなか良い万年筆に仕上がったかと思います。

ダイソー万年筆のスタブ化

 おなじみのダイソーで売っている万年筆です。
 これをスタブ化したので、その顛末を書きます。
 買ってきてそのままの書き味については、この固体が当たりだったのか、インクフローもよく引っかかりもなく滑らかに書ける、いかにも中字という感じの物でした。
 そのまま使っていれば良かったのですが、どうしても手を加えてしまいたい衝動に駆られてペンポイント(ニブの先の)の片側をラジオペンチで摘んでほんの少しだけ力をかけたらペンポイントがポッキリと折れてしまいました。私には右側だけ曲がっているように見えて、それを修正したかったのですが .....。
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 元々 100 円ですし、やってはいけないペンポイントをラジオペンチで摘んで力を掛けるなどということをしてしまったので、ここは「失敗を次に活かそう」と一旦ゴミ箱に投げ入れたのですが、はたとスタブにすることを思いついて、ゴミ箱を漁りました。

 よく見るとペンポイントにつけてある金属(イリジウムかどうかは怪しい)も若干残っていたので、これを活かす形でペン先を #800, #2000, #4000, #8000 の耐水ペーパー、ラッピングペパーを駆使して自分で納得できる程度に形成してみました。

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 こんな感じになりました。
 もっと削ってカリグラフィペンのペン先のように横幅の広いペン先にしても良かったかもしれません。

 書き味は、とりあえず元通りの滑らかさを取り戻せました。太さは、それほど太くもならず、スタブというほどの縦横差もあまりありません。
 罫線間隔 8mm の紙に書いています。

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 一度はゴミ箱に行ってしまったダイソー万年筆の再生方法としては、悪くないかと。
ギャラリー
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